USBをたくさん挿したい!USBハブをご紹介
USBメモリを使いたい!
DSプレイヤーを使いたい!
マウス・キーボードを使いたい!
全部一緒に使いたい!
USB差し込み口が足りない!
こんにちは、Cybaba,渋谷パソコン修理工場です。
気軽に携帯できる記録媒体USBメモリから、
近年ではスマホの充電、小型加湿器や卓上扇風機の稼働にと大活躍中のUSB。
一度に全部使いたいのに、パソコンの差し込み口はひとつ、ふたつしかない……というシーンが増えました。
今回はそんな時に使える「USBハブ」についてご紹介します。
USBハブとは
たこ足配線プラグのようなビジュアル。
USBハブは、USB差し込み口(USBポート)を増やす機器です。
お手持ちのパソコンとUSBハブをつなぐことによって、たくさんのUSB機器を一度に使用することが可能になります。
ポート数は製品によって様々なので、購入する際は余裕を持って多めの物を選ぶことをオススメします。
USBハブはたこ足配線のようにUSBハブとUSBハブを接続して使用することも可能なので、もっと欲しくなってしまった場合でも追加導入すれば使えます。
最大127台まで接続が可能らしいですが、そこまでになると管理が大変そうですね。
「全部同じに見えるから」と適当に選びがちの方は注意!
USBハブは「USB規格」の違いによって通信速度や使用電力が変わります。
どうせ購入するなら転送速度が速くて、安定して使えて、サクサク充電できるような物が欲しい!
ではどこで確認すれば良いかというと、パッケージに記載されたUSBの規格(バージョン)です。
最も速いのがUSB 3.1 Gen2と書かれたもの。次にUSB 3.0・ USB 3.1 Gen1。
一番遅いのがUSB 2.0です。
(※2020年6月現在。3.0は別名称3.2です。また、現在の名称が変更される場合もあります。)
「USB規格」は、ケーブル側にも存在します。例えば、この画像。口から見える部分が青いものは「3.0」です。
(※ややこしいですが、稀に3.0じゃない場合もあります)
USB2.0では使えない機器もある!?
USB規格が異なっていたとしても形状は同じなので、基本的には混ぜて使用することが可能です。しかしひとつ注意が必要な場合があります。
それは、「3.0のケーブル」と、「2.0のポート」など、
機器側がUSB3.0を基準として製造された物である場合、電力不足などが原因で使うことができない場合があります。基本的には3.0の物を選ぶと安心です。
使いたい物が決まっている時にチェックしたい点
USBハブには製品によって大きく異なる点がもうひとつあります。アダプタの有無です。
専用のACアダプタとコンセントをつなぐ「セルフパワー」タイプ。
外付けHDDやプリンター、タブレットなど、消費電力が大きな機器と接続する場合に使用します。コンセントから引っ張ってくるため、安定した電源供給が可能です。
逆に、コンセント不要の「バスパワー」タイプは、アダプタが無い分持ち運びが便利で、パソコンのUSBポートから電源供給を受けるため外出先でも使用することができます。
マウスやキーボード、USBメモリなど、消費電力が少ないものを接続するのに向いています。
軽くて外出先でも使用可能なバスパワータイプのUSBハブ。
意外と奥が深いUSBハブ
今回はUSBハブをご紹介しました。
もしも私がUSBハブを購入するとしたら、
USB規格「2.0」よりも高性能、かつ広く使われている「USB 3.0」、
そして、外付けHDDなどの消費電力が大きな機器を使用することが可能な、ACアダプターで接続する「セルフパワー」タイプを選ぶと思います。
パソコン周辺機器は、安いから、と価格で決めてしまうと、あとで困ってしまうかもしれません。購入する際は使用用途に合わせて選ぶことをオススメします。
最後に、USBハブには差し込み口以外にも機能がついている製品があります。
スマホの高速充電対応のUSBポートや、カードリーダーやHDMI、LANポートがセットになっているタイプなど。用途や使用環境が決まっている場合はこちらを選んでも良いでしょう。
Cybaba,パソコン修理工場は、お客様のパソコン周りのお悩みにあわせて周辺機器の選定も行います。お気軽にご相談ください!